品龍寺について
品龍寺の歴史
長禄3(1459)年、武田山のふもとに建立された龍原山佛護寺りゅうげんざんぶつごじ(現 広島別院)の塔頭寺院たっちゅうじいんとして、遠い昔より法務や寺務に携わってきました。
天正18(1590)年、毛利輝元が広島城を築き町割りしたとき、仏護寺とともに広島小河内(打越)へ移転し、慶長14(1609)年、藩主・福島正則の時、現在の地に移転しました。
江戸時代の前期、慶安2 (1649) 年、京都の本願寺より、正式に寺号とご本尊を下付されました。
昭和20(1945)年に原爆により本堂が焼失しましたが、門信徒のみなさまの熱意で昭和50(1975)年に再建され、現在に至ります。品龍寺は、広島市の中心部でありながら、歴史と伝統のある寺町の中に位置し、静かな環境でゆっくりとお参りしていただけるお寺です。
品龍寺本堂
住職挨拶
品龍寺は、室町時代に創建されたお寺です。このお寺が、500年以上の間存続してこれたのは、10世代余の間、先人たちが途切れることなくお念仏の教えを受け継いでくださったからでしょう。
しかし最近では、お寺や僧侶への関心が急激に薄れてきて、「寺離れ」の現実が迫ってきていることを痛感させられています。
その一方で「心の支え」や「安心」など、宗教的・仏教的なものに惹かれる方がおられることも事実です。品龍寺でも、歴史あるお寺をお預かりする責任を痛感しつつ、ご門徒さまからのご要望に応えることができるように努力を続けています。
そしてようやく、ホームページを開設いたしました。
一人でも多くの方に品龍寺を、浄土真宗のみ教えを知っていただければと思います。
品龍寺住職 猪原邑水
品龍寺  住職 猪原邑水
品龍寺住職 猪原邑水
住職紹介
猪原邑水いのはら ゆうすい
1948年広島生まれ。
龍谷大学文学部真宗学科卒業後、
本願寺派布教使資格取得。
1971年より、西本願寺職員として奉職。
1975年に品龍寺に戻り、1994年に
15世住職継職。
品龍寺住職 猪原邑水
副住職紹介
猪原慶成いのはら けいじょう
1982年広島生まれ。
2004年龍谷大学文学部真宗学科卒業後、
特別法務員資格(お経と雅楽の専門家資格)、
本願寺派布教使資格取得。
2006年より、本願寺派宗務員として京都西本願寺、
東京築地本願寺に約11年間奉職。
その後、2017年4月、品龍寺に戻り現在に至る。